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常位胎盤早期剥離について

胎盤が正常な位置にあるにもかかわらず、赤ちゃんが生まれる前に剥がれてしまうトラブルです。手当てが遅れると、母児ともに命にかかわる緊急事態になりかねません。

胎児

妊娠中期からの突然の激痛と出血

胎盤は普通、赤ちゃんが出てしまうと自然に剥がれるものですが、赤ちゃんが出る前に剥がれてしまうのが、常位胎盤早期剥離です。

妊娠高血圧症候群があるとリスクが高くなるといわれていますが、原因はまだ不明です。
また、前期破水や子宮内感染、ママの喫煙や打撲などの物理的外力なども要注意です。
妊娠中期以降、特に28週以降に起こりやすく胎盤が剥がれてしまうと、赤ちゃんへの酸素や栄養が供給できなくなります。
母体はショック症状を起こし、母子ともに危険な状態
になるため、すぐに帝王切開で赤ちゃんを取り出さなければなりません。

発生頻度は、それほど多くはありません(0.3~0.9%くらい)が胎児死亡、妊産婦死亡に至る原因のひとつでもあります。

胎盤の剥がれ具合で症状が少し異なる

初期症状は、少量の出血とおなかの張りや痛みなので切迫早産と似ています。

胎盤の剥離面積がどのくらいかで症状などが変わります。
剥離面積が30%以下だと軽症、30〜50%だと中等症(これが一番多い)、50%以上だと重症となります。

自宅で様子を見ているうちに手遅れになるおそれがあるので、注意が必要です。
剥がれた部分が大きいほど、出血量は多く痛みも激しくなります。
ただし胎盤の位置によっては、流れ出た血が胎盤と子宮壁との間にたまってしまい体外に出にくい場合があります。
出血量が少ないからといって油断してはいけません。
出血に激痛が伴い、おなかが板のようにカチカチになった場合は胎盤剥離を疑い、救急車を呼んで一刻も早く病院に行きましょう。

常位胎盤早期剥離の予防

  • 妊娠高血圧症候群にならないように、食事と運動、休養を心がける
  • おなかを強打しないように、家の中でもゆっくりと動くようにする
  • 階段では手すりを利用するなど、足元を確認して転倒に注意する

常位胎盤早期剥離の診断

はっきりとした症状がないことも多く、疑わしいときは入院管理を行い厳重に管理することが大切となります。
少量の出血という症状は妊娠中は比較的見かける症状なので「早剥はないか」という観点が大切です。

胎児モニターの所見や超音波検査で胎盤の肥厚などから総合的に判断します。
超音波検査では胎盤の後ろに明らかな出血のあとが見えれば診断は早いです。
ただ、はっきりとわかるときは緊急状態になっていると思います。

常位胎盤早期剥離の治療

軽症以外は緊急に赤ちゃんを娩出することが必要になるため、多くは緊急帝王切開になります。

子宮の止血が難しいことも多いので、母体の命を救うために子宮摘出術をしなければいけない場合もあります。
また、一部剥離が起きていても、胎盤が正常に機能している場合は入院して安静にします。
妊娠34週以降で、赤ちゃんの準備がほぼ整っている場合には分娩を誘発して出産しますが、胎盤が正常に機能していなければ緊急帝王切開が行われます。

常位胎盤早期剥離は危険な症状ですので、どんなに軽度であろうとも自己判断をせず、必ずお医者さんとよく相談するようにしましょう。

常位胎盤早期剥離は迅速な対応が大切

常位胎盤早期剥離が起こった場合には、できるだけ早く診断してもらい緊急帝王切開などの緊急救命処置を行う必要があります。

妊娠後期の子宮の痛みで一番多いのは陣痛ですが陣痛は収縮して痛いときと緩むときの強弱がありますが、常位胎盤早期剥離の痛みは強く持続的なことが多く、急激な腹痛で始まります。
妊娠後期に急激な腹痛に見舞われたら、すぐに病院に連絡して相談してください。

常位胎盤早期剥離と葉酸の関係

妊娠高血圧症候群にならないことも大切な予防法のひとつでしたね。
妊娠高血圧症候群について詳しくはこちら

「葉酸の摂取は妊娠高血圧症候群の予防、治療に有効である」という観点からも、妊娠が判明する前から若しくは妊娠が判明したら直ちに、葉酸を摂ることをオススメします。

 - 色々な症状のお話

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