どの葉酸サプリがおすすめ?【葉酸サプリ特集】

葉酸サプリの選び方

妊娠中の感染症について

感染症は、妊娠中でも容赦なく襲ってきます。
また、すでに感染してウイルスや菌をもっている場合もあります。
赤ちゃんに感染させないようにするには、正しい知識が必要です。

風疹

妊娠初期の感染は要注意

妊娠すると、第一に注意を呼びかける感染症のひとつです。
妊娠初期に風疹にかかると、難聴、心疾患、白内障などをもった「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが生まれる心配が大きいからです。

そのため、妊娠確定後の検査で風疹(HI)抗体価が調べられます。
過去に風疹にかかったことがあるか、予防接種を受けていれば、抗体ができているので心配はないと言われています。
しかし、記憶が曖昧だったり、予防接種を受けていても抗体がなかったりする場合があります。
できれば妊娠する前に調べておくことが望ましいのですが、陰性の場合は感染しないように注意が必要です。
尚、次の妊娠を考えている場合は、出産後に予防接種を受けておきましょう。

風疹(HI)抗体価の判定

免疫があると抗体価は16~128倍ほどです。抗体価8倍未満なら陰性(免疫がないということ、感染する可能性あり)16倍以下も抗体が少ないので、こちらも感染する可能性があります。
抗体価が256倍以上の場合は、最近の感染の可能性が高いので再検査か風疹特異的IgM抗体検査が行われます。

人ごみを避ける

風疹抗体価検査の結果が陰性なら、免疫がないので風疹に感染するおそれがあります。
妊娠中に風疹の予防接種は受けられませんので、予防するしかありません。
対策として、子どもへの接触や流行時の外出などを控えます。人ごみも避けましょう。これはパパも同様です。

インフルエンザ

うがい、手洗いで予防を

妊娠中に感染しても、赤ちゃんに影響することはありません。
しかし、症状が重くなり妊婦さんには辛いものです。
感染してしまったら、症状に応じて妊婦さんにも抗生物質や抗ウイルス薬などの処方をしてくれます。

妊娠中は、からだの抵抗力が落ちているので油断はできません。
インフルエンザの予防接種は妊娠さんでも受けられるので、流行前に受けることをオススメします。
また、外から帰ってきた時のうがい、手洗いを励行し、流行期の外出を控えるなど予防に努めることが大切です。

クラミジア

感染者が増えている

感染者が多い割に女性の場合は症状がないことも多くて、気づかずに妊娠するケースが急増しています。
治療をしないまま出産した場合は、産道で赤ちゃんに感染して新生児結膜炎や肺炎を引き起こすことがあるので、妊娠確定後の検査が必要です。

また、妊娠中は子宮頸管から絨毛膜や羊膜に炎症を起こし、流産や早産、破水を引き起こすことがあり注意が必要です。

検査の結果が陽性と出た場合、妊娠中に治療します。治療は抗生物質の服用で、ほぼ完治します。
パートナーも感染の可能性が高いので、一緒に治療を受け、完治するまでセックスは禁止です。

性器ヘルペス

完治後も再発に注意

単純ヘルペスウイルスによる感染症で初感染すると、外陰部や膣内に小さな水疱や潰瘍ができて強く痛むほか、38℃前後の発熱や太もものリンパ節が腫れることもあります。
完治後も体内にウイルスが残り、過労などで再発することがあります。

妊娠中の感染は流産や早産のおそれだけでなく、産道感染して70~80%の高確率で新生児ヘルペス症候群を起こします。
赤ちゃんは髄膜炎や脳炎を発症するため、必要なら帝王切開を行います。

治療は、抗ウイルス剤入りの軟膏や内服薬を使います。
妊娠中は抵抗力が落ちるので、過去に感染した人も再発しないように注意します。

サイトメガロウイルス

妊娠中の初感染が問題

ヘルペスウイルスの仲間で日本の場合、成人の90%が感染しており抗体をもっていると言われていました。
しかし最近は、妊娠可能年齢の女性の抗体保有率が60~80%に減少しており問題になっています。

妊娠初期に初感染すると、おなかの赤ちゃんに感染して子宮内発育遅延や胎児死亡を引き起こすほか、出生後に黄疸や出血斑、小頭症などの異常が見られます。
新生児期に症状が見られなくても、やがて難聴などの視聴覚障害や知能障害が現れることがあります。
抗体の有無は血液検査でわかります。陰性の場合は、感染しないように注意します。

【性感染症】
感染症の中で、性行為によって人から人へ感染するもののこと。
Sexually(性行為で)transmitted(感染する)disease(病気)の頭文字をとって、STDともいいます。
はっきりとした症状が出ていないと、感染に気づかないことがあります。
しかし、妊娠中は母体にも赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことが多いので、診断されたらきちんと治療することが大切です。
尚、ママが感染しているということは、パパも感染している可能性大です。治療は、2人一緒に行います。完治するまではセックスは控えましょう。
ー妊娠中は要注意のSTDー
・淋病
・梅毒
・クラミジア
・HIV
・性器ヘルペス
・トリコモナス
・尖圭コンジローム
・カンジダ膣炎
・B型、C型肝炎

HIV

赤ちゃんへの感染を防ぐ

最近また、若者を中心にHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者が増えているとか。
HIVに感染しても、すぐにエイズを発病することはなくキャリア(保菌者)になります。

検査結果が陽性の場合、治療法も含めて医師との話し合いが必要で今後の方針を決めましょう。

赤ちゃんへの感染の危険性は妊娠中は胎盤から、出産時は産道、産後には母乳を通じてと、いつでもありますが感染率は約30%。予防策としては、赤ちゃんへの影響を十分に考慮しながら妊娠14週以降に抗HIV薬を服用し出産は帝王切開になります。
また、産後の赤ちゃんにも予防薬が投与されます。

カンジダ膣炎

膣内の菌が繁殖する

カンジダ・アルビカンスという、元々膣内に常在しているカビの一種が原因の膣炎です。
妊娠中は膣の自浄作用が低下するとともに、からだの抵抗力も落ちるため菌が繁殖して膣に炎症を引き起こすのです。

症状は膣や外陰部の強い痒み、カッテージチーズや豆腐のかすのような白くパサパサとしたおりものです。
排尿痛を伴うこともあります。

治療には、抗真菌剤の座薬を膣内に挿入するほか軟膏が有効です。

産道感染すると、赤ちゃんの口の中にカンジダ菌が増殖し、白いかす状のものができる鵞口瘡(がこうそう)を起こすことがあります。

B型肝炎

血液での感染に注意

将来的に慢性肝炎などが心配される病気です。
厄介なのは、感染しても症状が出ないままウイルスだけを保有するキャリアが非常に多いこと。
そのため、妊娠初期の血液検査でHB s抗原検査が義務づけられています。

赤ちゃんへの感染では、まれに胎内感染もありますが多くは産道を通る時です。
生後すぐに免疫グロブリンやワクチンを赤ちゃんに投与して感染を予防できるので、経膣分娩は可能で、母乳栄養の制限も必要ありません。

尚、C型肝炎はB型肝炎よりも感染の確率は低いと言われています。
また、感染していてもB型肝炎同様、経膣分娩は可能です。

ATL(成人T細胞白血病)

母乳感染する血液のがん

白血球内リンパ球のうち、T細胞だけが攻撃される血液のがんの一種です。
HTLV-1ウイルスによって起こり、白血病と悪性リンパ腫の症状を併発します。
ただし、発病率は低くキャリアの殆どは発症しません。

また、感染は非常に低いのですが、感染経路のひとつが母乳によるものなのでキャリアのママは注意が必要です。

母乳感染を予防するには、授乳をミルク栄養にすれば問題ありません。
母乳栄養を望む場合は、マイナス20℃で12時間凍結させた母乳が望ましいです。
凍結母乳栄養を行うかどうかは担当医とよく相談して決めましょう。

GBS(B群溶血性連鎖球菌)

赤ちゃんが重症になる

一般に溶連菌と呼ばれている、膣や腸などに存在している細菌で全妊婦さんの10~20%に検出されます。
GBSは、健康な成人が感染しても病原性を示すことは殆どありませんが、赤ちゃんへの感染は要注意です。

問題となるのが、出産時の産道感染です。
赤ちゃんへの感染率は非常に低いのですが、感染すると命に関わる重症の敗血症や髄膜炎、肺炎などを起こします。

そこで、妊娠35~37週に膣分泌物を採取して、菌の繁殖を検査します。
その結果、GBS陽性反応があった場合は、母児感染を防ぐために分娩中に抗生物質が投与されます。

リステリア症

母児感染が増えている

リステリア菌は、自然界の土や水の中に存在する細菌です。
主に食べ物で感染しますが、健康な人が感染しても発病することはありません。
しかし、妊娠すると通常の約20倍もの確率でかかりやすくなります。

妊婦さんが感染すると、発熱や筋肉痛、吐き気などの症状が出ることがあります。
赤ちゃんには胎盤を通して感染しますし、出産時の産道感染もあります。
母児感染は、早産や胎児死亡の原因になるほか、生まれた赤ちゃんに敗血症や髄膜炎を起こします。

予防としては、白カビや青カビのチーズ、生肉などを食べないことです。
治療には抗生物質が使われます。

オウム病・トキソプラズマ

ペットによる感染

猫、犬などのペットとの接触にも注意が必要です。
特に良く知られているオウム病ですが、妊娠中に感染した場合には早産・流産・死産などを招く恐れがあります。
オウム病に感染している鳥などとの接触により、オウム病に感染します。
妊娠中は、オウム病の感染を防ぐためにオウムやインコなどの、鳥との接触はできるだけ避けることです。

妊娠前から飼っているペットなら、口移しで食べ物を与えない、糞や尿の始末を素手でせず処理後は、よく手を洗うなどに気をつけます。
トキソプラズマの原虫は、加熱処理が不十分な肉類や完全に洗浄されていない果実や野菜などに見られることもあります。
トキソプラズマ に感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳が不自由であったり、精神的発達に遅れが見られたりすることがあるようです。
心配なら抗体検査を受けることができます。

予防としては、生の食物・食材を扱った場合は必ず手・包丁・まな板をよく洗浄しましょう。
果実や野菜などは、皮を剥き、水で徹底的に洗うことです。
また、残り物を食べる場合や調理後、時間が経った食品は食べる直前に強く加熱しましょう。

血液型不適合妊娠

赤ちゃんの血液型は、パパとママの血液型によって決まりますが、ママと赤ちゃんとの血液型が異なる場合、不適合を起こすことがあります。
血液型にはABO式とRh式とがあり、特に問題になるのがRh式血液型不適合の場合です。
ー2回目からの妊娠が問題ー
血液型不適合は、ママがRhマイナス、パパがRhプラス、赤ちゃんがRhプラスの血液の時に多く起こります。
初めての妊娠あるいは出産時に赤ちゃんの血液が母体に入ると母体は、それを異物として捉えて抗体を作ります。
この抗体が2回目以降の妊娠の時に、赤ちゃんを攻撃するのです。

2回目の妊娠から、赤ちゃんの赤血球を破壊して溶血性貧血や全身浮腫を起こすほか、新生児重症黄疸や貧血を引き起こすこともあります。

過去に流産や人工中絶の経験があれば、抗体はできているので注意が必要です。
妊娠中にすでに抗体ができていることが分かったら、赤ちゃんの状態や経過を観察します。そして、出産後に貧血などを検査し、状態に応じて対応することになります。

また、次の妊娠に備えて、最初の出産後72時間以内に母体に抗Dグロブリン剤を投与して抗体ができるのを防ぎます。

感染症と葉酸の関係

上記のような様々な症状で薬を服用することになったら…
葉酸サプリは「他の薬の影響によって葉酸の効果が低下する」ということがあります。
せっかく有効性の高い葉酸サプリメントを摂取しても、飲み合わせによっては効果を感じにくくなってしまうことがあります。
例えば抗生物質を処方されたら、葉酸サプリと時間をズラして服用することが大切です。
因みに、飲み合わせしてしまったからといって体に害があるという訳ではないため、その点の心配はしなくても良いのですが、万が一心配な場合は医師に相談してから服用しましょう。

 - 色々な症状のお話

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