どの葉酸サプリがおすすめ?【葉酸サプリ特集】

葉酸サプリの選び方

ママの栄養状態は赤ちゃんの一生を左右する

赤ちゃんの手ママの体が葉酸不足だと、赤ちゃんが先天性の障害を持って産まれてくるリスクが高まります。
でもそれだけではなく、後に成人病にかかる確率も高まるのだそう。
ママの栄養不足によって低体重で生まれてくる赤ちゃんが多いことも問題になっています。

妊娠前~妊娠中に葉酸が十分摂取できていないと、無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害になるリスクが高くなることは明らかになっています。
それに伴って流産や死産のリスクも高まります。

でもそれだけで終わらないのが怖いところ。

葉酸をはじめ、さまざまな栄養素が十分に摂取できていない状態のママから産まれた子供は成人病にかかるリスクも高いのです。
無事に産まれてきて良かったと安心してはいけません。
将来、高血圧や糖尿病を患うかもしれないのです。

1986年にイギリスの疫学者デイビット・バーガーが「成人病胎児期発症説」を提唱しました。
彼の研究によると、胎児の時に十分な栄養を受け取れなかった赤ちゃんは成人してから心疾患を起こしやすいのだそうです。
当時はこの考えはあまり受け入れられませんでした。
しかし、今ではさらに研究が進んで、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患だけでなく、その他の成人病のリスクも高まることがわかっています。

世界中で増えている成人病ですが、予防するためにはママの妊娠中の栄養管理が重要になってきます。

成人病の発症

成人病
成人病には主に、高血圧や糖尿病、動脈硬化、脂質異常症、骨粗しょう症などがあります。
これらは生活習慣病とも呼ばれていますね。
この呼び名から普段の生活習慣が悪いために発症したと思われていますが、原因はそれだけではありません。
太っているから必ずしも高血圧や糖尿病を患うかと言ったらそうではありませんよね。

病気は環境と特殊な遺伝子多型、そして遺伝子変異の関連性で発症すると言われてきました。
でもどうやらそれだけではないことがわかってきたのです。

例えば糖尿病の場合、遺伝子多型や遺伝子変異で発症するのはたった20%ほど。
残り80%は胎児期の栄養環境によって起こる疾患が原因だそうです。

ママのお腹にいる時の栄養状態がその子供の健康に一生関わってくるのです。

このことは日本ではまだまだ知っている人は少ないでしょう。
海外ではすでに成人病の原因の70%は胎児と新生児期の栄養状態、そしてそれに加わり悪い生活習慣が重なって発症すると信じられており、大規模な研究や実験が行われています。

胎児期の栄養と葉酸の関係

胎児期や新生児期の栄養状態が大人になって病気として現れるのは不思議な感じがしませんか。
でもそのメカニズムは2つあると言われています。

一つ目は細胞の変化が起こること。
胎児の腎臓ができていく時に栄養不足になると腎臓の糸球体というミクロの器官の細胞が自然に減少します。
そして減ってしまった細胞はもう増えることはありません。
亡くなった方の腎臓を調べると、低体重で産まれた人は腎臓の糸球体が少なく、さらに高血圧を発症していることもわかっています。

2つ目は胎児期にDNAの異常が起こると、それがずっと続くということです。
葉酸はDNAの合成に欠かせない重要な栄養素なのですが、同時にDNAの暴走を抑制する働きもあります。
葉酸が足りなくなると有害なホモシステインという物質が増えます。
ホモシステインが増えるということはDNAやタンパク質のメチル基の代謝がうまく言っていないことを表しています。
この代謝が正常に行われないと、遺伝子の機能が変化し、成人病の素因になるとされています。
この代謝には葉酸のほか、ビタミンB6やB12、亜鉛なども関与しています。

【胎児期の慢性的な栄養不足の危険性】

①葉酸、ビタミンB12、B6、メチオニン、コリンなどの慢性的欠乏
     ↓
②ホモシステインやs-アデノシルホモシステインの細胞内上昇
     ↓
③遺伝子の機能の変化(成人病の素因)

低体重で生まれてくる赤ちゃんが多い日本

赤ちゃんの体重
2500g以下で生まれてくる赤ちゃんのことを低出生体重児といいます。日本では1975年以降グングンと増えています。
生まれた赤ちゃんの1割は低出生体重児です。
1980年代の平均出生体重は3100gでしたが、現在は3000g以下に減少。

原因として、女性の痩せたい願望が強くなったことと喫煙が挙げられています。
モデルや芸能人の影響などもあって極端なダイエットに走る若い女性が多くいます。
ガリガリに痩せた女性は低栄養素状態であることが多く、妊娠しても赤ちゃんに十分な栄養を届けることができないのです。

低栄養素の環境にさらされた赤ちゃんは将来、成人病になるリスクが高まります。
妊婦さんになったから食事に気をつけるのではなく、もっと若い時期から健康的な食事を摂りたいですね。

妊婦さんの栄養状態

妊娠中は普段よりエネルギーを必要とします。初期・中期・後期と必要エネルギーは増えていきます。
妊娠していない状態では2000キロカロリー、妊娠後期では2500キロカロリーが必要とされていあmす。
でも、実際にどれくらい妊婦さんがカロリーを摂取しているか調べてみると、妊娠前も妊娠中も1700キロカロリー程度だったことが判明しました。
妊娠していない時と同じカロリー摂取量で、お腹の中で赤ちゃんを育てようとしているのですから、十分に育つとは考えにくいのではないでしょうか。
葉酸はもちろんのこと、日本の妊婦さんの栄養状態は決して良いものではありません。

小さく産んで大きく育てる!?

日本ではまだ小さく産んで大きく育てるのが良いとする考えが残っています。
でも低栄養素の環境にさらされた赤ちゃんは将来病気にかかる確率も高いですし、その他にも危険があります。

小さく生まれたからと言って急に栄養をたくさん与えることは赤ちゃんの体にも負担になります。
体重を急激に増加させることは大人でもよくないこと。赤ちゃんにとっても悪影響です。

赤ちゃんが健やかに成長するためには胎児の時からの適切な栄養が大切なんです。
このあたり前のことを忘れないで下さいね。

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