どの葉酸サプリがおすすめ?【葉酸サプリ特集】

葉酸サプリの選び方

葉酸って青汁からも摂れるの?サプリとどっちがおすすめ?

青汁には葉酸を始め、たくさんのビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
「出来れば葉酸は自然食品である青汁から摂りたい」と考えている方も多いでしょう。
青汁から葉酸を摂る事は可能ですが、ちょっと待ってください。
青汁の選び方・飲み方にはいくつか気をつけなくてはいけない点があるんです。

青汁とは?

青汁原料

緑黄色野菜の汁を絞ったものの事で、粉末を水に溶かして飲むタイプの他、タブレットやジェル状のものなどもあります。
使われている野菜として代表的なものは緑黄色野菜の王様とも言われている栄養素が非常に豊富なケール(写真左)ですが、最近では大麦若葉(写真右)を主体とするものも増えています。
独特な苦味や臭いで苦手な方も多いと思いますが、最近では小松菜やヨモギ、明日葉を混ぜるなどして改良が進み、とても飲みやすくなってきています。

下の表の様に、それらの野菜には葉酸もしっかり含まれています。

【青汁に使われている主な緑黄色野菜の葉酸含有量(μg/100g 1000μg=1mg)】
ケール 大麦若葉 小松菜 ヨモギ 明日葉
120 650 110 190 100

青汁が素晴らしい3つのポイント

青汁が幅広く利用されている大きな理由は下の3つです。

1.豊富な栄養素

青汁には利用されている野菜によって程度の差はありますが、概ね以下のように沢山の種類の栄養素が豊富に含まれています。

【青汁に含まれる栄養素】

食物繊維、タンパク質、脂質、糖分、鉄、カルシウム、ナトリウム、亜鉛、カリウム、マグネシウム、ベータカロチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、SOD酵素、クロロフィル、グルコシルイソビテキン など

これだけの多種多様な栄養素をいろいろな食品から摂ろうとする事はとても大変ですが、それが可能となってしまうのが青汁なんです。

2.豊富な食物繊維

青汁には非常に多くの食物繊維が含まれています。
普通、食べ物は胃で細かく分解(消化)された後に栄養となるものは小腸で吸収されますが、食物繊維は栄養素ではないのでダイレクトに大腸へ直行し、腸の蠕動(ぜんどう)運動に刺激を与えて活発化させてくれるので、青汁を飲んでいるとお通じがとても良くなります。
腸内をキレイにしてくれる働きもあるので、腸内環境が整い、腸から来る様々な病気の予防にも繋がります。

3.豊富な抗酸化物質

万病の元凶でもあり老化の敵でもある活性酵素。この活性酵素を除去してくれるSOD酵素、クロロフィルなどの抗酸化物質が青汁には含まれています。
抗酸化物質には様々なアレルギーや慢性病にも効果的。
これゆえ、青汁は美容や健康に感心がある人にとても人気があるんです。

青汁の過剰摂取による危険性

青汁の素晴らしい3つのポイント。だからと言って過剰に摂取しすぎると、逆に様々な副作用をもたらしてしまう危険性があるんです。

青汁に含まれる栄養素の過剰摂取

「脂溶性ビタミン」の過剰摂取…アレルギー体質の悪化など

青汁にはたくさんの脂溶性ビタミン(ビタミンA,E,K)が含まれており、脂溶性ビタミンは葉酸のような水溶性ビタミンとは違って過剰分は外に排出されず、体内に蓄積しやすいんです。この蓄積された脂溶性ビタミンの副作用として「嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・発疹・アレルギー」などを引き起こす場合があります。特にもともとアレルギー体質の方が青汁を飲んでそれらのアレルギー症状が出た場合、重篤化を引き起こす心配がありますので症状が出たら青汁を飲むのは中止しましょう。

「カリウム」の過剰摂取…貧血や流産を招く

カリウムは体内の水分や塩分を調節する働きをしてくれます。カリウムは水溶性なので過剰摂取分は尿と一緒に排出されますが、腎臓が弱っていると排出されずに体内に留まり、「貧血・血圧低下・不整脈・手足のしびれやむくみ」などを引き起こし、その症状が悪化すると「高カリウム血症」を起こしてしまいます。
また、筋力の低下ももたらすので子宮の筋力が落ちてしまい、流産を引き起こすこともあります。

食物繊維の過剰摂取

便秘

食物繊維は腸を活発化して便秘を予防してくれますが、過剰に摂取しすぎると便と一緒に排出されずに腸内に留まってしまい、逆に便秘を招いてしまう事があります。

下痢

豊富な食物繊維を含む青汁ですが、青汁は液体なので食物繊維が腸へ届くのがとでも急なので、腸が弱い人は沢山の食物繊維が腸に一気に流入してくると下痢を起こしてしまうことがあります。

胃痛・吐き気

食物繊維は消化・吸収されないので胃腸があまり強くない人がたくさん摂取すると胃痛や吐き気を催し、食欲不振につながることがあります。

肝心の葉酸含有量は?

最近では妊婦さん向けに青汁の含有量を多くしている青汁もあるようですが、
もともと青汁は普段の食生活では不足しがちな栄養素を摂り入れる事が目的の健康食品ですので、葉酸は青汁の中の栄養素の1つに過ぎません。
ですから飲む青汁によっては妊婦さんが必要としている摂取量を摂れていない場合があります。

実際にいくつかの大手青汁メーカーの公式サイトで青汁に含まれる葉酸の含有量を調べてみましたが、含有量どころか成分表にも記載されていないものばかりで確認する事ができませんでした。
これは青汁に葉酸は含まれているが、配合量はとりわけて多くないという事の表れだと思います。野菜が生の状態だと沢山の葉酸が配合されていても、製品化してしまう事によって減ってしまっているという事もあるでしょう。

かといって葉酸を沢山摂りたいが為に1日に何度も青汁を飲んでしまったら、他の栄養素の過剰摂取による副作用を引き起こしてしまいます。
ですから妊娠中の葉酸摂取を目的として、青汁を飲むのはあまり有効な方法ではないような気がします。

葉酸サプリなら過剰摂取の心配もナシ

一般的に売られている葉酸サプリの殆どが「葉酸だけを摂りたい人の為のサプリ」ではなく、「葉酸を含め、妊娠前~出産後まで妊婦さんが摂りたい成分に特化したサプリ」という事。

ですから1日に必要な葉酸の摂取量はしっかり摂れるようになっていますし、他の必要な栄養素が過剰摂取にならないように配合量がしっかりと調整されているので安心です。

タブレットタイプの葉酸サプリなら青汁のようにコップ1杯もの量を飲む必要もありません。
また、青汁は平均して1杯100円以上かかるのに対して葉酸サプリなら安いもので1粒30円ほどですので、経済的に見てもとてもリーズナブルです。

これらの事から妊娠中は青汁よりもサプリで、葉酸だけでなく妊娠中に摂りたい栄養素をまとめて摂るほうが懸命だと思います。

青汁 葉酸サプリ
1日に必要な
葉酸の摂取量
摂れないものが多い しっかり摂れる
過剰摂取による
副作用
脂溶性ビタミン(A.E,K)、カリウム、食物繊維の過剰摂取による副作用の心配がある ナシ
飲み方 毎回コップ1杯の青汁 タブレットなら毎回1粒の錠剤
コスト 1杯100円以上 1粒30円程度

青汁を選ぶ際は慎重に

青汁を選ぶ際の注意点
一般的に売られている青汁は「薬事法や食品衛生法をクリアしているから安心だ」と考えるのは安易な考えです。

青汁の原料になる野菜類はどこでどのような育て方をされて、どのように製品化されているのか…?などはなかなか消費者側からは見えにくい部分です。

例えば野菜は農薬や化学肥料と反応して硫酸イオンを発生させます。
この硫酸イオンは少量なら問題ありませんが多量だとガン発症の原因にもなる物質です。
かといって100%無農薬・化学肥料不使用で製品化させるのはとても難しい技術を要しますし、出来ても非常に高価な製品となり、毎日飲み続けるのは金銭的にもかなりの負担となるでしょう。

また、いくら栄養価が高い原料を使っていても、育て方や製法によって栄養価はガクンと下がってしまいます。

実際、2013年にこのような事が起きました。
青汁用にアメリカから輸入した大麦若葉の粉末に、日本では食品衛生法違反となる「放射能照射による滅菌処理」が行われていました。
この滅菌処理方法は違反の上、一部の栄養素も破壊してしまいます。
しかも、これが発覚したのが既に日本国内に流通して1年も経った後だったんです…。怖いですね。

「青汁は自然食品だからといって安心・安全とは限らない」という事です。
ですから青汁を選ぶ際には公式サイトや口コミなどで安全性をしっかりと確認しましょう。

青汁の選び方・飲み方まとめ

・青汁を選ぶ際は安全性などを充分に確認しましょう。

・青汁は用法・用量をしっかり守りさえすれば、非常に優秀な栄養補助食品です。説明書通りの量を飲んでいる分には過剰摂取の心配はありません。
青汁を飲む場合は用法・用量をしっかりと守りましょう。

・最近の青汁はだいぶ飲みやすくなったとは言え、苦手な方はまだまだ多いようです。
特に妊娠中は臭いや味に敏感になりますので、青汁をこれから飲もうと考えている方は、お試しサンプルなどがあればまずはそれを利用してみましょう。

・葉酸をしっかりと摂りたいならば青汁よりも葉酸サプリの方がオススメです。かといって青汁と葉酸サプリを併用すると、栄養素がたぶってしまい、過剰摂取になってしまいます。
ですから青汁と葉酸サプリの併用はオススメできません。

・つわりを軽減してくれるとされるビタミンB6ですが、青汁によってはビタミンB6が配合されていないものもありますので気をつけましょう。

・あまり冷たいお水に溶かして飲むと、体が冷えてお腹の中の赤ちゃんに良くないので気をつけましょう。

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