胎動っていつごろ感じる?

妊娠5ヶ月を過ぎると、おなかの中で赤ちゃんが体を動かす「胎動」を多くの人が感じとれるようになってきます。どんな感じがするのか楽しみですね。

初めて気づくのは18~20週くらい

超音波で見ると、すでに妊娠8週の頃から赤ちゃんが羊水の中で体を動かしていることがわかります。でも、この頃はまだ赤ちゃんがあまりにも小さく、その動きも弱いのでママがその動きを感じることはありません。

ママがおなかの中の赤ちゃんの動きを「胎動」として感じとれるのは早い人で妊娠16週くらいから。18~20週になると大半の人が感じるようになり、遅くとも22週になればほとんどの人が胎動に気づきます。


胎動を感じ始める時期は個人差が大きいものです。体の変化を敏感に感じる人は早めに胎動を感じることもあれば、仕事などで忙しい毎日を送っていると胎動に気づくのが遅れるかもしれません。あまり神経質にならずに胎動を感じる日を楽しみに待ちましょう。

動き方はしだいにダイナミックに

初めて感じる胎動は「これが胎動なの?」と首をひねってしまうかもしれません。腸が動いているようなグニュグニュとした感じだったり、あるいはお湯が沸き始めるようなポコポコとした動き魚がはねるようなビクンとした動きと感じられることもあります。

8d91e8df6f046fe5c757ea14d352cba6_s妊娠が進むにつれて、胎動はしだいに大きくはっきりした動きになっていきます。中でも、妊娠28~31週の頃は羊水の量も増えるので赤ちゃんが最もはげしく動く時期。ダイナミック体を大きくゴロンと回転させて外から見ていても胎動がわかることも。また、手足をグーッと突っ張ってママが思わず「痛い!」と声を上げてしまうほどのこともあるでしょう。
その後、脳からの神経回路が発達してくるので胎動はしだいにコントロールされ穏やかな動きに変わってきます。そして、臨月に入ると赤ちゃんの体はさらに大きくなるので胎動は小さな動きが中心になります。

胎動が強くても弱くても、動いているようなら心配は要りません。しかし、ごく稀に急にはげしく動いた後に胎動がピタッとなくなることや一日中、胎動が感じられない場合もあります。このような時は、おなかでトラブルが起きている可能性があるので、すぐに病院を受診してください。

20分おきに寝たり起きたり

妊娠30週を過ぎる頃から、赤ちゃんは20分ごとに寝たり起きたりのサイクルで生活するようになります。
20分間は元気に体を動かして次の20分は静かに眠って過ごすリズムで、これは昼夜を通して同じです。日中はママも忙しく動いているので胎動に気づかないことが多いものです。夜のリラックスした時間帯に胎動を感じとることができるでしょう。

胎動はどの辺りで感じる?

妊娠16~19週目は子宮の中に赤ちゃんが動けるスペースが広いので、おなかの色々な所で胎動を感じることができます。週数が進むにつれて赤ちゃんの頭は下になるので、妊娠後期になるとお腹の上あたりで胎動を感じるようになります。

赤ちゃんとコミニュケーション

胎動を感じることができたら、赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう!

胎動を感じた時に、おなかを軽くポンっと叩くことを繰り返していると、そのうちママがお腹をポンっと叩くと、赤ちゃんが返事を返してくるように叩かれた場所を叩き返したりキックしてきたりします。又、2回叩くと赤ちゃんも2回叩き返すなどの数を合わせた返事をする事もあります。ただし、個人差があるので、できなかったからと落ち込む必要はまったくありません。

胎動10カウント法

「胎動10カウント法」とは、赤ちゃんが元気かどうかを自分でチェックできる手軽な方法です。

胎動10カウント法のやり方

①妊娠30週ごろから始めます。
②毎日決まった時間帯に測定。横になり、リラックスした状態で行います。
③胎動を10回感じるのに何分かかったかをグラフに記入します。
④つづけて動く時は、止まるまでを1回と数えます。(しゃっくりなど弱いものはカウントしない)
⑤30分以上かかる時は、1日に2~3回測定しましょう。

胎動10カウント法の時間の目安

1週間ほど繰り返すと、胎動が10カウントするまでの平均時間がわかってきます。正常な赤ちゃんが10カウントにかかる目安としては10~20分程度です。20分以上かかった場合は赤ちゃんが眠っているか、元気がないサインなので時間をおいて再度計測してください。

胎動の感じ方には個人差があります。ちゃんと胎動はあるのに感じられず、カウントできないと悩んでいる妊婦さんも多いですが、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。スマートフォンの無料アプリもありますので、ぜひ毎日行ってみて下さいね。
⇒iPhoneアプリ「10回胎動カウントを計測」(外部サイト)

どんな状態が危険のサイン?胎動を感じない長さがポイント

胎動カウント法は、健康な赤ちゃんは動くものだという、シンプルな理論でできています。

  • いつもはよく動くのに1、2時間経っても感じられない場合、普段の動きと急激に違う様子が続く場合や、それまで確認できていた胎動が全く感じなくなった場合など
  • 時間をおいて2度カウントし、2度とも30分以上かかったとき
  • 1時間以上かかったとき
  • など、あまり動かない時に注意が必要です。一般的に胎児が大きくなると子宮内で動き回るスペースが小さくなるため、出産が近づくと胎動が少しずつ減るとされていますが、個人差がありますし全くなくなることはありません。また、胎動が少ない=赤ちゃんがあまり動いていないということなので赤ちゃんに何かしらのトラブルが起こっていたり、赤ちゃんがおなかの中で弱っていたりする可能性もあります。上記のような場合は病院に相談してみましょう。

Q&A

Q1、動きが変な感じ。苦しんでいるの?

時々しゃっくりをしているように何度もビクンビクンとします。苦しんでいるのでは?

A1、胎動には実に様々な動きがあります。グニャグニャするのも、ビクンビクンするのも赤ちゃんが元気に体を動かしている証拠。苦しんでいるわけではなく、動くことで神経や筋肉を発達させているのです。
実際、しゃっくりもしますが苦しくはないですよ。

Q2、胎動が急にはげしくなったのですが…

急に胎動がはげしくなって、夜はなかなか寝付けないことも。赤ちゃんに異常が起きたのでは?

A2、胎動は赤ちゃんが元気な証拠。どんなにはげしく感じられる胎動でも心配する必要はありません。妊娠週数によって、胎動の様子は刻々と変化していくものです。

Q3、太ったせいか胎動が弱くなりました

妊娠後期に入ってから急に体重が増えたのですが、そのせいか胎動が弱くなったような気がします。

A3、胎動はおなかの皮膚を通して伝わってくるので、太めの妊婦さんは胎動を弱めに感じる傾向にあるようです。しかし、胎動の様子は週数によって変化するもの。赤ちゃんが大きくなったので動きが小さくなったのでしょう。

Q4、予定日近くになって胎動が少なくなりました

臨月に入ってから胎動が段々少なくなりました。動かなくても大丈夫ですか?

A4、静かに横になって胎動を観察してください。はげしく動き回った翌日に、動きがピタッと止まった場合や一日中胎動が感じられない場合はトラブルの可能性があります。急いで病院へ。
また、妊娠38週を過ぎると赤ちゃんの頭が骨盤の中に入って固定されるので、次第に大きな胎動は少なくなるでしょう。お産が間近でも胎動をまったく感じないことはなく20分に1回くらいは感じるものです。

Q5、下腹部に胎動を感じます

胎動をいつも下腹部に感じます。まだお産まで間があるのに赤ちゃんが下がっているのでしょうか?

A5、胎動は膀胱の裏や下腹部で感じることが多いものです。これは赤ちゃんがそり返る時に頭がぶつかるから。下がってきているサインではありません。逆子の場合は足で蹴られると下腹部で胎動を感じることもあります。

胎動に一喜一憂するものですが、あまり神経質になり過ぎるのも精神的によくありません。
長いようで短い貴重なマタニティライフ!精一杯楽しんじゃいましょう♪



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