妊娠中の夫との関係(イライラしちゃう)

妊娠中は情緒不安定になりがち。
夫にイライラしてしまうこともしばしば。
原因は?対処法は?赤ちゃんに影響はある?などの疑問についてまとめてみました。

妊娠中のイライラ、原因は?

イライラする女性やたらイライラしてしまう原因はホルモンバランスの変化。
妊娠すると女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンが増加します。
このホルモンは妊娠を継続させるために重要なもので、大脳の視床下部から分泌されています。
視床下部では同時に自律神経のコントロールも行っています。
ホルモン分泌の急激な変化によって視床下部は混乱。
すると自律神経までも不安定になってしまうんです。
自律神経とは自分の意志とは関係なく体のコントロールをしている神経のこと。
この自律神経が乱れると感情のコントロールが効かなくなるんです。

妊娠初期ですと、つわりの症状もあって気持ち悪い、眠れないなどで気分もすっきりしないですよね。
初産ならなおさら妊娠や出産、育児に対する不安感もいっぱい。
情緒不安定になってしまうのは当たり前なんです。

動物の場合でも妊娠中や出産直後はメスが攻撃的になりますよね。
オスが近づこうとするとすごい剣幕で威嚇することも。
これは子供を守ろうとする本能。
ですから人間だって本能が働いて男である夫にイライラしてしまうのかもしれませんね。

ホルモンの影響でイライラしてしまうのはもう仕方がないこと。
旦那さんにもそのことを教えてあげましょう。


どんな時にイライラする?対処法は?

イライラしてしまうのは仕方ないのですが、少しでも気持ちを楽にするにはどうすればいいのでしょう。
イライラしてしまいがちなシチュエーションとその対処法です。参考にしてみてくださいね。

☆家事を手伝ってくれない時

家事で忙しい女性つわりが酷い時は食事の支度も辛いですし、おなかが大きくなってくるとお風呂掃除も大変ですよね。
重たいものを運ぶのにも苦労するのでゴミ出しだって重労働。
さり気なく手伝ってほしいのにやってくれないとイライラしてしまいますよね。
また家事を手伝ってくれるのはいいけれど、手際が悪いとよけい腹が立つことも。

こんな対処法はどうでしょう。

私は大変なんだからあれもこれもやって欲しいなと思っていても、旦那さんには伝わりません。
はっきり何をどうして欲しいのかを言いましょう。
「あなたが〇〇してくれない」と愚痴るのではなく、「私は今こんな風につらいから、〇〇してくれるとうれしい」と伝えると相手の反応もきっと変わるはず。男のプライドを傷つけないようにしないといけませんね。
冷静なときに紙にメモして渡しておくのも良いアイディアかも。

妊娠中は本能から完璧主義になりやすいのだそう。
でも旦那さんに完ぺきな家事を期待しても無理です。
まずは自分のことは自分でやってもらえるようにしてもらいましょう。
食器を流し台まで運ぶ、使ったものはもとに戻す、服は脱ぎっぱなしにしない、レンジで食事を温めるなど少しでもやってもらえると精神的に楽になります。

または旦那さんに家事の面では頼らないと決心してしまう方法も。
食洗機や布団乾燥機を買ったり、宅配の食事を頼んだり、家事代行サービスを利用するのもよいでしょう。
もし経済的に余裕があるのならお金で解決してしまっても良いと思います。
ダスキンの家事代行サービスは1回2時間で6回契約からできます。料金は1回8,400円ほど。
このサービスはお腹が大きくなって掃除などがしんどくなった時にもすごく助かりますよ。

☆気遣いがない、赤ちゃんに興味が無い

喧嘩する夫婦妊娠初期はお腹も大きくなっていないので、いつもとかわりがないように扱われることも。
つらくて横になっているのに「またダラダラして」なんて言われるとカチンときますよね。

また妊婦さんは母親になる準備を着々としているのに、旦那さんはそんな自覚は一切なしだったりします。
遊んでばかりいたり、目の前でタバコやお酒を楽しんだりされることにも腹が立ちます。

検診から帰ってきてからエコー写真を見せようとしても「みてもわからないし」と拒否されてしまったママも。
赤ちゃんに対する温度差に愕然とします。
イライラというより悲しい気持ちになってしまいますね。

対処法は?

つわりの辛さは男の人にはなかなかわからないものです。
例え話でわかりやすく伝えるとわかってもらえることも。
例えば、出口のない車酔いや船酔い、ひどい二日酔いが2~3ヶ月続く、鼻先に生ごみがいつも付いているような感じなどなど。

初期はお腹がまだ小さいとはいえ、赤ちゃんが一番成長している時期でもあります。
赤ちゃんはどんな風に成長しているのか、妊婦さんにとって何が悪影響になるのかなど情報を収集してもらえると良いですね。
検診についてきてもらったり、両親学級に参加してもらえると、赤ちゃんや妊婦さんにも気遣いができるようになるかもしれません。

医師や助産師さんから伝えてもらう方法もあります。
旦那さんの気遣いがなくてつらいということを相談すると、先生から旦那さんにうまいこと言ってくれたりします。

とはいえ、ママのように体の変化や胎動を感じることのない旦那さんに父親の自覚を持て!と期待しても難しいのが実情。
そのうち変わるかも~と気長に待ちましょう。あきらめも肝心です。
胎動が感じられるようになってきたら旦那さんにもお腹の赤ちゃんに話しかけてもらいましょう。
その時ママは「パパだよ~」「パパがいるとよく動くね」などといって赤ちゃんと旦那さんの関係を近づけるのも効果的。

雑誌やテレビ、友人などから夫婦仲睦まじく妊娠ライフを送っているのをみたり聞いたりするかもしれません。
「〇〇さんちの旦那さんは家事も積極的にしてるんだって」などというのはNG。他人と比べられると旦那さんも良い顔はしないはず。
実際そんな理想的な夫婦ばかりではありません。
他の家庭と比べないようにすることも大事です。

☆スキンシップを取りたがる

産前産後は触られるのも嫌というママも多いです。
とくに胸やおしりは嫌悪感を感じます。
旦那さんの匂いがだめで、ハグやキスも無理!という時もあります。
私の友人は旦那さんが近づくだけで気持ち悪くなって吐いてしまっていたほど。

また一般的に妊娠中は性欲が低下。
それなのに毎日のように求められるとイライラしてしまいますよね。

どのように対処する?

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんを守るという本能から男の人が近づくことがストレスになる場合も。
また嗅覚も鋭くなるので、それまで気にならなかった体臭や口臭がすごく気になるようになります。

「触らないで!」「近づかないで!」だけだと夫婦の関係も悪化してしまうかも。
嫌いになったわけではないけれど、体が受け付けないんだ、今は待って欲しいということをしっかり伝えることが大切です。

妊娠中のセックスもOKなんですが、なかなかその気になれない時も。
「お腹が張って」「気持ちが悪くて」と体調のせいにしてしまえば旦那さんもあきらめてくれるはず。
また妊娠を機にセックスレスになってしまう夫婦も多いです。
でも産後落ち着いたら元に戻る場合もあるので、今はそれほど気にしないで。
手をつないで寝る、マッサージをしてもらうなど軽いスキンシップで乗り越えましょう。

体臭が気になるようであれば空気清浄機がおすすめ。
加湿機能付きであれば、赤ちゃんが産まれたあとでも役に立ちます。
大好きな匂いだったのになんで?と思うかもしれませんが、安定期に入るとまた気にならなくなることも。
妊婦さんの体って不思議なものです。

上手にストレスを解消しましょう。

リラックスホルモンの影響で情緒不安定になってしまうのは仕方がないこと。
イライラしたり、急に悲しくなって涙が止まらなくなったりすることはよくあることなんです。
でも、ストレスをためてしまうのは赤ちゃんにも悪影響を与えかねません。
海外の研究では、長時間の強いストレス下での妊娠は自然流産や低体重で生まれてくる子が増えるとされています。
ストレスが多いと血流が悪くなり、赤ちゃんに十分な酸素と栄養が行き届かなくなります。
またストレスホルモンのひとつであるコルチゾールが大量に分泌され続けると、赤ちゃんの胎動や心拍が減るとも言われています。
こちらのページも参考に→→→「胎教に良いことって?」

掃除や草取りをする、散歩に出る、マタニティスポーツを始めるなど体を動かす事で夫から意識を外すことができます。
ちょっとベランダに出て空を眺めたり、深呼吸するだけでも気持ちが落ち着きますし、「イライラするーー!」と声に出してみるのもおすすめ。

スポーツジムで知り合った人や助産師さん、友人、家族など誰でも良いので話を聞いてもらうことでスッキリさせても良いですね。
おしゃれなマタニティウェアを買って女子力をアップさせるのも◎。

妊娠中は夫との関係が幸せをもたらすものであると同時にストレスの原因にもなります。
妊娠中に夫婦仲が悪化して離婚につながるケースもあるとか。
そうなる前にコミュニケーションをきちんと取りましょう!



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