妊婦さんが温泉に入る時に注意すること5つ

妊婦 温泉温泉施設に行くと注意書きが掲示してありますよね。その中の入浴を避けるべき症状のなかに「妊娠中(とくに初期と末期)」とあります。

しかし、2014年に環境省が32年ぶりに注意書きの内容を見直しして、「妊娠中」は外されました。その理由は、温泉の成分が胎児に影響するという科学的な根拠がないから…なのだそう。温泉が妊娠に悪いということはないんですね。

ストレス発散のためにもゆ~っくり温泉に入りたいですよね!とはいえ、やはり危険はつきもの。温泉そのものが悪くなくても入り方を間違えればとっても危険です。十分に注意してくださいね。


☆長湯をしない

1回10分以内に。お湯に入っている間は水圧や温度で血流がとても良くなります。でもお湯から出ると一気に血圧が下がってめまいや立ちくらみの症状がでることも。

42度以上の高温、30度以下の低温の湯もさけましょう。血圧が上昇してしまいます。

もしのぼせてしまったら?

「のぼせ」とはお湯の熱で皮膚の末梢血管が広がり、心臓や脳に血液が十分に送られない状態。動悸や意識が薄れる、目の前が真っ暗になる、ふらふらするなどの症状がでます。

温泉もしのぼせてしまったら、その場に座りましょう。自力で動けるようなら横になれるところまで移動して横になります。体をタオルで覆います。その際手足は出しておきましょう。そして首や脇の下、足を冷やします。足を水の張った洗面器につけるのもおすすめ。

胸やお腹は急激に冷やさないように注意してください。できれば膝から下を高くしてしばらく休みます。そして水分補給をすればおさまるはずです。

妊娠中でなくてものぼせてしまうことありますよね。私も急いでお湯から出たらクラクラして立っていられなくなってしまいました。足もガクガクして意識が遠のき正直怖かったです。妊娠中は体調も変化しやすいですしとくに注意が必要です。

【のぼせないために~予防法】
・長湯しない
・41度以下のお湯に入る
・頭にぬれタオルをのせる
・お湯から腕は出しておく
・入浴前に水分をしっかり摂る
・お湯から出るときは急に立ち上がらない(ふちに腰掛け体をさます)

それでも心配な場合は足湯だけでも。のぼせの心配もありませんし、体も十分温まります。

☆転倒に注意

滑りやすくなっている床や岩などを使っている露天風呂など、うっかり転倒してしまう危険性も。尻もちをついたり、お腹を打つなどしてはお腹の中の赤ちゃんにも影響が出るかもしれません。妊娠後期であれば、体のバランスが取りにくくなったり足元が見えなくなったりしますのでとくに注意してください。

手すりがあるところは捕まりましょう。できれば1人で入ることは裂けたいですね。付き添いの人がいてくれると安心です。

☆刺激の少ない泉質を選ぶ

温泉の湯質日本には硫黄泉や食塩泉などいろいろな種類の泉質がありますが、温泉の成分によって胎児に悪影響があるわけではないそうです。
(ラドン温泉などの放射線泉は意見がわかれるところです。弱い放射線なので影響はないと主張する方もいますし、できればよけいな被曝はしないほうが良いという方もいます。)

ただ、妊娠中は皮膚が敏感になっています。刺激の強い温泉に入ると肌が痒くなる人もいるので、気になる人は効能成分が薄い単純温泉を選びましょう。

☆水分補給をしっかりする

温泉に入ると300~500mlの汗をかきます。脱水症状になってしまうのを防ぐために、入浴後だけでなく入浴前にも水分をしっかり摂りましょう。妊娠中は出産に備えて血が固まりやすくなっています。ですから脱水状態になってドロドロ血になってしまうと血栓ができてしまう恐れも。

入浴の15分前と入浴後すぐ~10分後までに、コップ1杯ほどの水やスポーツドリンクを飲んでください。

☆衛生面もチェック

温泉 衛生面温泉の成分自体は問題がないと言えます。でも、不特定多数の人が利用する場所ですから衛生面もちょっと心配。お掃除をしているとはいえ、お湯の中におしっこをしてしまう子供や思わずうんちを漏らしてしまうお年寄りもいます。

スーパー銭湯などとくに混みあう場所に行く場合には、きれいなお湯に入れる開店直後や空いている時間帯に行くことをおすすめします。

お湯が膣内に入ってしまっても、赤ちゃんは羊膜などで守られているので細菌に感染する心配なほとんどないそうです。でもお風呂の椅子や脱衣所で感染症にかかる危険性も。妊娠後期にへルペスに感染してしまうと赤ちゃんも新生児ヘルペスになってしまうかもしれません。お風呂の椅子はよく洗ってから、脱衣所の椅子も素肌で座らないように気をつけましょう。

サウナや岩盤浴は大丈夫?

014314体の表面が暖かくなるだけならいいのですが、体の芯まで熱くなると赤ちゃんへの影響もあるかもしれません。ママが熱いな~と感じている時は、お腹の赤ちゃんは熱中症状態であるとも言われています。

サウナも岩盤浴も大量に汗をかきます。脱水状態がひどくなると膀胱炎や腎盂炎、尿路感染症などにかかりやすくなります。岩盤浴では菌の感染も気になりますね。サウナも岩盤浴もできれば妊娠中はやめておきましょう。

水流の激しいジェットバスや電気風呂も刺激が強すぎるためNGです。

長湯をしない、転倒に気をつけるなどは温泉にかぎらず自宅でお風呂に入るときにも言えることですね。自宅では家に誰かがいるときに入る、滑りにくいおふろマットを敷く、床にものを置いておかないなどの対策をしましょう。

リラックス効果もあるお風呂ですが、妊娠中は急に体調が変わることもあります。安全に楽しく入ってくださいね。



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