妊娠がわかる前に風邪薬を飲んじゃった!

妊娠発覚前の風邪薬服用「最近なんだか体がほてってダルいな~。」と思い何気なく風邪薬を服用。

しかしいつまでたっても体調は優れず「もしや!」と思い妊娠検査薬で試してみたところ、くっりきりと出た「陽性反応」…。
妊娠を喜ぶと同時に襲ってくる風邪薬を飲んでしまった事への不安感(゚□゚;)。

こんな経験をした方は少なくないのでは?かく言う私もそのうちの1人。ついでに夫が常用していた蕁麻疹の薬の事まで心配になり、あたふたしたものでした。


ドラッグストアやコンビニで買った市販薬の風邪薬

コンビニの市販風邪薬市販薬の風邪薬として良く知られているパブロンやルル、ベンザブロックなどなど…。
この手の風邪薬は誰でも気軽に買え、どこの家庭でも常備してあるのでは?

気軽さゆえにちょっとした風邪の症状でも飲んでしまいますがちですよね。薬を飲んだ後に妊娠に気づき、慌てて細かな字で書かれている説明書を読んでみると…

「妊娠中の使用は止めましょう」とか「妊娠中の使用は医師に相談してから」などと書いてあって一気に不安に貶められ…。

でも大丈夫。このような市販薬の注意書きは、もしその薬を飲んだ妊婦さんが後に何かあった場合にその製薬会社の薬を疑われるのを避ける為だけの事。誰でもどこでも買える薬に赤ちゃんに悪影響を及ぼす成分が入っている事はまずあり得ないので安心して下さい。

病院で処方された風邪薬

病院で処方された薬風邪で病院にかかった場合にもらう薬は風邪の症状自体を緩和させる薬と、場合によっては抗生物質を処方される場合がありますよね。なんとなく不安になるのは抗生物質。

一言で抗生物質と言っても細かいものまで入れれば数え切れないほどの種類があり、その一つ一つの作用や副作用は違います。違うからこそ抗生物質服用の赤ちゃんへの影響についても一言で言い切れないのが実状です。
妊娠に気づいたらその時点で服用を一旦止めて医師に相談してみましょう。

ただ、妊娠に気づいていない頃の薬やレントゲンはほぼ影響ないと言われています。ですからあまり神経質になる必要もありません。

あまり不安になる事の方が赤ちゃんにとっては良くない影響を与えますので必要以上に不安に感じることはないですよ♪

持病で薬を常用している場合

持病で常用している薬病院で処方される薬で、持病で常用している薬の中にはリクスが高いもがいくつかあります。例えば高血圧症やリウマチ、てんかんの薬や抗がん剤などなど…。

ただし、赤ちゃんの為にそれらの薬の服用を一切止めるとなるとお母さんの体が妊娠・出産に耐えられなくなってしまう心配もあります。

赤ちゃんのリスクが多少高くなってもお母さんは薬を服用しなくてはならない場合も沢山あります。ですから妊娠に気づいたり妊娠の可能性が出てきたらすぐにかかりつけの医師に報告し、指示を仰ぎましょう。

これから妊娠を希望している方で薬を常用している場合は先に医師にその旨を伝えておくと安心ですね。

赤ちゃんへの薬の影響があるのはいつから?

では実際に赤ちゃんへの薬の影響があるとしたらいつから?妊娠前は?
などについてまとめてみました。

超初期 初期 中期 後期
月数 1ヶ月 2~4ヶ月 5~7ヶ月 8~10ヶ月
週数 0~3週 4~15週 16~27週 28~39週
赤ちゃんの状態 細胞分裂 外形や臓器などの器官の形成 体の成長 体の成長
赤ちゃんへの薬の影響 皆無 ほとんど無い ほとんど無いが、赤ちゃんにとって最も大事な時期なので薬の服用は医師の相談のもとで ほとんど無いが、薬の服用は医師の相談のもとで

薬が体から完全に排出されるのは服用してから1~2日後。市販の風邪薬や鎮痛剤、塗り薬などみなその位なので妊娠前に飲んだ薬が赤ちゃんに及ぼす影響は皆無です。

超妊娠初期の赤ちゃんは細胞分裂が始まったばかりの頃で薬への影響はほとんどありません。

妊娠月数が2~4ヶ月の妊娠初期の赤ちゃんが薬の影響を最も受けやすい時期ですが、妊娠に気づくのは殆どの場合、超妊娠初期なのでその時点で医師に相談するなり、服用を中止する方がほとんどです。

どうしても心配な人は、葉酸をサプリで摂りましょう。葉酸と妊婦さんの関係についてはこちらのページ(葉酸にはどんな効能がある?)を参照してください。

妊娠中期以降は薬による奇形の心配はなくなりますが、赤ちゃんの成長を遅らせる心配があるので薬の服用は医師に相談してからにしましょう。

厚生労働省管轄の機関を利用しよう

薬の相談妊娠前などに飲んでしまった薬についてもっと詳しく知りたい場合、無料で相談にのってくれる国の機関があります。

独立行政法人「国立生育医療研究センター」といって、妊婦さんや授乳中の方の薬の服用に関して相談に乗ってくれる厚生労働省管轄の施設です。
2005年に発足したまだ新しい機関なのでカナダにあるトロント大学と提携しながら様々な情報を提供してくれています。

公式サイトでも沢山の情報を得ることが出来ますが、実際に自分が服用した薬に関して個人的に相談をする事も出来ます。
男性(パートナー)が服用した薬の相談もOK。

相談方法としては下の表のような3つの方法があり、必要な書類をまずは郵送します。

相談方法 必要書類
電話で相談 問診票
全国29ヶ所にある専門窓口で相談 問診票・相談依頼書
主治医のもとで相談 問診票・相談依頼書

【公式】国立生育医療研究センターの公式サイトはコチラ

【公式】詳しい相談方法についてはコチラ

【公式】「全国29ヶ所にある専門窓口」一覧はコチラ

妊娠と薬情報センター 問診票:問診票・相談依頼書のダウンロードはコチラ

「こんな所に相談するなんてちょっと勇気がいるな…。」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、厚生労働省側としても妊婦さん方がどんな事で悩んでいるのか?どんな薬の服用に不安を感じているのか?などについて多くの情報を得たいという面もあるので相談されるのは大歓迎なんです。気になる事はどんどん相談しちゃいましょう♪

妊娠に気づく前に服用したこれらの薬は大丈夫?

妊娠が分かる前に風邪薬以外にも飲んでしまった薬や打ってしまった注射。心配は尽きませんよね。それらについていくつかまとめてみました。

各種ワクチン

風疹ワクチン

妊娠初期に風疹にかかってしまうと赤ちゃんの心臓などの臓器に異常をきたしてしまう恐れがあります。妊娠を希望していてまだ風疹にかかっていない方は風疹のワクチンは受けておきましょう。

ワクチンを打って免疫が定着するまで1~2ヶ月かかります。妊娠する前に打っておくのに越したことはありませんが、「風疹そのもの」ではなく、「風疹ワクチン」が赤ちゃんの成長に影響を及ぼすことはほぼないと考えられているので接種直後に妊娠に気づいても不安になることはないでしょう。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンによって赤ちゃんへのリスクが高まったという報告はいまのところありません。妊娠が発覚した後にインフルエンザにかからないようにワクチンの接種をすすめる医師もいるほどですので妊娠に気づく前に接種したワクチンに関して心配することはないでしょう。

参考:【公式】厚生労働省より:妊娠されている方への新型インフルエンザワクチンの接種について

シップ薬や目薬などの外服薬、解熱剤

シップ薬や目薬はその部位にしか効きませんし、1~2日で排出されます。
解熱剤も同様に1~2日で排出されるので問題ナシです。

男性(パートナー)が服用した薬

これは基本的に全く気にしなくて大丈夫です。男性側から射精される精子、約2~3億個のういち約20%はもともと奇形異常を持っていて受精には至りません。万が一薬の影響を受けた精子があったとしてもそれも奇形精子として受精には至らないので心配には及びません。

精液に薬が溶け込んでいたとしても、ほっぽどの毒物、薬物でない限り、全く影響を及ぼしません。ですからパートナーの薬の影響は皆無です。

サプリメント

美容や健康の為に飲み続けていたサプリメントも何の心配もありません。

ただ、ビタミンAの過剰摂取は胎児に影響を及ぼす可能性があり、残留性もあるので妊娠に気づいたら服用を中止したほうが安心です。



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