パートナーのED(勃起不全)、女性はどう接するべき?

ed1妊娠を希望している女性にとってはとくにパートナーとの性交渉は重要ですよね。そこからはじまるのですから当然ですが。でもせっかくの排卵日にパートナーのそれがまったく立たなくて、あるいは途中で萎えてしまって最後までできなかったとしたら・・・。

不妊の原因は男性側にあるケースも多いのですが、その原因のひとつとしてED(勃起不全)があります。女性にはなかなかわからないことですが、パートナーといっしょに妊活や不妊治療に取り組むのですから、男性の体についてもよく知っておく必要はありますよね。男性の心理的な面も含めて理解してあげることはスムーズに妊活や不妊治療を進めるのに役に立つと思います。

EDとは?

EDとはErectile(勃起) Dysfunctuion(不全)の頭文字をとったもの。

まったく立たないことを言うのではなく、勃起するまでに時間がかかったり、持続するのが難しかったり、性交渉の途中で萎えてしまったり、日によってあるいは相手によって勃起しない症状なども含みます。

ですから日常的にセックスはしているけど、満足に行えていないのだとしたらEDを疑ってみたほうが良いかもしれません。

EDに悩む男性の気持ち

「セックスも満足にできないなんて男として失格だ・・・」
「妻(あるいは彼女)の周辺で笑いものにされているのかも・・・」
「妻に浮気されてしまうかも。最悪離婚したいと言われるのでは・・・」
「最近忙しくて疲れているからだ・・・EDだなんて認めたくない!」
「妻にバレたらどうしよう、誰にも相談できない・・・」
「実は何か深刻な病気なのでは・・・」

こんな風に悩んでいるかもしれません。男性のとくにデリケートな部分でもありますからEDの話を女性から切り出すときには慎重に。女性の対応などもEDの改善には大きく関わってくると思います。

女性はパートナーのEDにどう接してあげるべき?

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「病院へ行けば?」「浮気してるんじゃないの?」「なんで立たないの?原因は?」などと直球で話をしてしまったり、イラ立ちをあらわしてしまうのはNG。

あるいは「私のこともう好きじゃなくなったんだね」とか「それヤバイよ・・・」と引いてしまうのもダメです。

男性は女性が思っている以上にデリケートでプライドが高い人も多いので、女性にEDだなんて本当は指摘されたくないんですよね。「病院へ行って!」なんて言ったばかりにケンカになったり気まずい雰囲気になって、セックスどころかキスさえもしてくれなくなった・・・なんてカップルも多いので要注意です。

ただ病院へ行ったほうが良いのかも、治療できるなら治療したいよと思っている男性が多いのも事実。でも気恥ずかしかったりしてなかなか病院へ行けないのかもしれません。それにEDが原因で子どもができないのだとしたら少しでも早く治療してほしいですよね。ですから「いっしょに病院行ってみようよ」「〇〇さんの旦那さんも病院行ってすぐに治ったんだって~」と明るく背中を押してあげるのが良いかもしれませんね。

EDについての正しい知識を身につければ、EDは恥ずかしいことでもなんでもないですし、治療も簡単だと言うことがわかります。子どもがほしいのであれば男性1人の問題ではないはずなので、女性も協力してあげてくださいね。

EDについて知ろう。EDの原因は?

EDは生活習慣病

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生活習慣病と言うと糖尿病や高血圧症、心筋梗塞、脳梗塞などがありますが、これらの要因のひとつは体内の一酸化窒素が減って動脈が硬化することです。一酸化窒素は血管を拡張させる役割があります。

心臓周辺の血管が詰まれば心筋梗塞ですし、脳の周辺でしたら脳梗塞ということになります。そして同じようにペニスの血管が詰まればEDです。脳の動脈が5~7mmあるのに対し、ペニスの動脈は1~2mmしかありません。ですから最も男性がかかりやすい生活習慣病なんです。そして、EDであると言うことは動脈の硬化が進んでいるので、心筋梗塞や脳梗塞にも気をつけなければいけないということです。それに気づいて治療をしておけばほかの病気も防げるということなんです。

動脈硬化の原因になるのは活性酸素。内臓脂肪からたくさんの活性酸素が作られたりして体内で処理しきれなくなると活性酸素が神経や血管にダメージを与え、一酸化窒素の量が減ります。すると血管が狭くなって詰まりやすくなるんです。ですから内臓脂肪がたっぷりのメタボリック症候群の人はEDにも要注意です。

ストレス

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EDのもう一つの原因は交感神経の活性化です。そしてそれを活性化させてしまうのがストレスなんですね。

交感神経が活性化すると興奮や緊張状態が続きます。でも勃起するのに必要なのはリラックスした状態。ですからセックスするときにプレッシャーをかけてしまうのはNG。

マスターベーションができるんだからEDじゃないでしょ!と思う人もいるでしょうが、マスターベーションはリラックスしているからできるんですね。セックスですと相手がいることなのでどうしても緊張するはず。しかも「今日は排卵日なんだからお願いね!」とプレッシャーをかけられたらますます緊張でストレスがたまってしまうんです。またストレスで交感神経が活性化しているとセックスをしたいと言う欲求もなくなるのだそう。

病院へ行こう

EDで受診するなら泌尿器科がおすすめ。やはりEDの専門的な知識があるので安心です。でもEDの治療薬は泌尿器科以外でも処方することはできるのでもしかかりつけの医師がいるのであれば相談してみてもいいかもしれませんね。

EDの診察って?

EDの診察はパンツを脱いで触られる・・・と思っていませんか。しかも女医さんだったらよけい恥ずかしいと思っている人も少なくないかもしれませんね。

EDの診察の基本は問診です。問診票に記入をして医師と少し話をするのみ。もし他に病気が疑われるようであれば採血や触診もありえますが、EDだけでしたら簡単です。

治療法は?

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EDの治療法で一般的なのはED治療薬を服用すること。ED治療薬ときくと精力剤のようなものを想像してしまうかもしれませんがそれは誤解です。ED治療薬は正常に勃起するようにサポートする薬です。意思と関係なく勝手に勃起してしまうなんてことはないので安心してくださいね。

現在、3種類の治療薬があります。

バイアグラ

世界中で最も利用されているED治療薬。服用から15分ほどで効果が出始め、その後4時間ほど効果が持続します。性行為をする1時間前に服用すると良いのだそう。ただ食事の後に飲んでしまうと効果がうすれてしまうので要注意。食事をする場合は、先に服用してその後30分ほど時間をおいて食事をしましょう。

副作用として顔のほてりや目の充血、頭痛、動機などがあります。ただ顔のほてりや目の充血はほとんどの人で表れる症状なので心配しなくてもOK。頭痛などの症状についても5~6時間で症状が治まれば心配いらないとされています。世界中で広く使用されているので安全な薬といって良いでしょう。

レビトラ

こちらもバイアグラと同じように服用から15分ほどで効果が出はじめ、効果は4時間ほど続きます。ただバイアグラのように食事の影響を受けないとも言われていますが、脂っこいものを食べた後で服用すると効果はうすれてしまいます。最大限の効果を引き出したいのであれば空腹時に飲んでください。

シアリス

効果が36時間も持続します。食事の影響も受けないので、飲む時間に縛られないのが良いですよね。ほかの薬のように「効果が切れる前になんとかセックスを終わらせないと!」というようなプレッシャーを感じなくて済むのでよりリラックスした状態で行うことができます。当日の朝でも、前日の夜にでも服用可能です。しかも血管の機能向上にも効果があると言われているので数日に1回程度断続的に服用するのも良いのだとか。

どの治療薬を選ぶかは年齢やほかの病気を患っているかどうかなどを考慮して、医師と相談してください。

ED治療薬をネットで購入するのは?

病院へ行くのが恥ずかしいからとインターネットでED治療薬を買う人も多いです。でもED治療薬はサプリではありません。薬なのできちんと医師から処方してもらいましょう。ほかに病気を患っていたり、ほかの薬を服用しているのであればとくに要注意です。

またインターネットでのED治療薬にはトラブルもつきものだったりします。商品が届かない、偽物だったということはよくあるケースです。

EDの原因は活性酸素が体内で増えることとストレスによって交感神経が活性化すること。ですから規則正しい生活やバランスの取れた食事、ストレスの解消などを意識して過ごしましょう。また性交渉の際は緊張せずにリラックスして。治療法も薬を飲むだけと簡単なのでまずは医師に相談してみましょう。そのために女性が上手くリードしてあげることが重要です。


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