母子手帳はいつどこでもらえるの?

【母子手帳とは】
母子手帳お母さんの妊娠期から子供の小学校入学頃までの成長や健康に関する情報を、一つの手帳で管理することができ、とっても重要な意義をもっているもの。

子供が幼稚園に入園する際や小学校・中学校・高校に入学した際に、書類として予防接種を受けた月日などを記入する時など何かと必要になります。

2人目、3人目を妊娠した場合に妊娠経過など比べたり、何年かたって読み返していろいろな記憶が蘇ってきてなつかしく思ったり。
赤ちゃんのへその緒や初めて散髪した髪の毛などと一緒に、大事な大事な宝物としてみなさん保管しているのではないでしょうか?

他にも妊婦検診の費用の助成を受けられるというメリットもあります。

母子手帳(母子健康手帳)を手にするとママになるという実感が少しずつ沸いてきます。
いよいよ本格的なマタニティライフの始まりです♪


どうやってもらえばいいの?

母子手帳もらい方妊娠したら速やかに住んでいる(住民登録がされている)市区町村長に妊娠の届出をしなくてはならないと、母子保健法第15条によって定められています。届出をすると母子手帳を交付してもらえます。

交付方法は市町村によって違いますが、概ねどこも同じ流れですのでその流れを簡単に紹介します。

【1.「妊娠届出書」を用意する】

チェック産婦人科で発行してもらう

妊娠届出書とは市町村の自治体に妊娠の届出をする際に必要な書類です。産婦人科で妊娠と診断された場合、産婦人科の方で発行してくれます。「これを持って母子手帳をもらってきて下さいね。」という言葉と共に交付場所や方法を説明してくれます。

妊娠と診断されても妊娠初期は流産の可能性もあるのである程度安定してくる妊娠10週前後で交付してもらえる事が多いようです。
ですから妊娠が判明したのに妊娠届出書をすぐに発行してもらえないと、あせることはありません。むしろ母子手帳を交付されてから流産してしまうと、母子手帳だけが手元に残り、見るだけで辛くなってしまうことが考えられます。

母子手帳への妊娠経過が始まるのが妊娠4ヶ月(妊娠12週)からです。
それ以降の妊婦検診の日までに母子手帳をもらっておくといいでしょう。

チェック自分で作成する

最近はあまりないようですが、産婦人科を通さずに直接本人、または代理人が自己申告で届出をする事も出来ます。直接自治体に出向いてその場で用紙をもらって記入します。自治体によっては公式ホームページからダウンロードが出来るところもあります。

書式は自治体ごとに違います。身分証明書や印鑑が必要となる事も多いので自己申告をする場合は事前にチェックしておきましょう。

妊娠届出書に記入する主な項目
・妊婦に関する事(生年月日・住所・電話番号・職業・夫の名前など)
・妊娠経過にかんする事(妊娠週数・出産予定日・医療機関名・医師名など)
・過去の病歴や妊娠に関する事
 (性病の有無・性病や結核検査の受診の有無・初産婦か経産婦かなど)

【2.「妊娠届出書」を提出する】

提出する場所は住民票のある(住民登録がされている)市区町村の役場や保健センターなどです。自治体によって提出できる曜日や時間帯が限られていたり、印鑑などが必要になる場合もあるので事前に公式ホームページなどで確認しておいたほうが安心ですね。

また、提出する際に母子手帳の使い方、妊婦検診や両親学級などの説明を受けたり逆に妊婦さんの体に関する事を聞かれる事が多いので、時間に余裕があって体調も良好な時に出かけましょう。

母子手帳交付時によく聞かれる事

・喫煙や飲酒の有無・程度
・里帰り出産の予定
・転出の予定
・過去の流産・早産・死産などの経験
・過去の出産や家族構成
・今までにかかった病気・家族の病歴
・不安や心配に思っている事

母子手帳をもらったらどうすればいいの?どうやって使うの?

【1 妊婦に関する情報を記入する】

自治体でもらった母子手帳によって項目は違いますが、母子手帳を開くとまずは妊婦さんの健康に関する事柄を記入するページになっています。次の妊婦検診までに記入できる所は記入しておきましょう。

【2 妊婦検診時には必ず持参する】

母子手帳をもらった後の妊婦検診では毎回母子手帳に妊娠の経過(妊婦の体重や尿検査の結果、赤ちゃんの大きさ)などを記入してもらえます。
検診時以外でも外出時に出血や急なお腹の張りなどが起こる場合があります。妊娠したら緊急時に備えて母子手帳・診察券・保険証の3点セットは常時携帯しておきましょう。

【3 情報ページを読んでおく】

母子手帳の後半は、健やかな妊娠と出産が出来るように、妊娠中の暮らしや食事などについての情報に関する事が書かれています。安心して妊娠生活を送るために、時間がある時に一読しておきましょう。

母子手帳交付によって受けられるメリット

行政が全面的にバックアップしてくれます。

・妊婦検診の受診券や補助券が発行される自治体がほとんど。
 妊婦検診費用を負担してもらえます。
・両親学級や妊婦支援サービス、各種子育て支援サービスなどを受けられます。
・悩み事などを保健医療の専門医や保健師さんなどが個別に相談にのってくれます。

行政側にもこんなメリットがあります。

行政側としても地域の妊婦や子育て中のお母さんの人数や不安に感じている事がらなどを把握し、各種支援サービスの向上に役立てることができます。

妊婦検診の公費負担額は自治体によって差があります

母子手帳を交付してもらうと妊婦検診の受診料を負担してもらえますが、負担してもらえる額や、内容には自治体によってかなり差があります。
他の市区町村に住んでいるお友達などとかなり内容が違うといって落胆してもそれは仕方のない事です。

具体的には
チェック負担してもらえる妊婦検診の回数
チェック負担してもらえる額(全額または一部)
チェック負担してもらえる妊婦検査以外の検査
  (子宮がん検診・歯科健康診査・感染症検査・乳児一般健康診査など)
チェック里帰り出産先での負担の助成

こんな場合はどうする?

婚姻届を届け出る前に母子手帳を交付してもらいたい

婚姻届を届け出る前でももちろん、母子手帳は交付してもらえます。

ただ、頭に入れておいて欲しい事が2点あります。
母子手帳を交付されると表紙に「交付した日」の判を押され、旧姓を記入されます。名前は旧姓で書かれる事になりますし、交付日も婚姻届日より前になってしまいます。

名前に関しては自治体によっては鉛筆書きにしておいてもらって、婚姻届後にボールペンなどで書き直すようにしてくれたり無記名にしておくなど考慮してくれるところもありますが、交付日に関しては変更は不可能です。どうしても婚姻届日よりも交付日を遅くしたい場合は、婚姻届を先に提出するしかありませんので注意しましょう。

母子手帳交付後に流産した場合

母子手帳交付後に流産をしてしまった場合、自治体に連絡をいれましょう。
連絡を入れない場合、自治体から妊娠経過確認、または出生確認の連絡がきます。

母子手帳交付後に引越しをした場合

母子手帳は引越し先でもそのまま使えますが、妊婦検診の受診券は使えなくなります。
引越しする際には引越し前、後両方の自治体に連絡を入れ、受診券は引越し先の自治体で新たにもらいましょう。

里帰り出産をする場合

母子手帳はそのまま使えますが、引越しの場合と同じで妊婦検診の受診券は使えなくなります。ただ、引越しの場合と違うのは、里帰り出産する病院がある自治体では受診券は発行してもらえない事。里帰りした後の妊婦検診は全額自己負担となりますのでその点は注意しましょう。

自治体によっては里帰り出産の方の為の受診費用の助成制度を設けている場合があります。里帰り出産が決まったら母子手帳を交付してもらった自治体に早めに問い合わせをしてみましょう。

母子手帳をなくしてしまった場合

母子手帳をなくしてしまっても簡単な手続きで再発行してもらえます。今までの妊娠経過についてもかかりつけの産婦人科で再記入してもらえます。
ただ気をつけなくてはいけないことがそれ以降、妊婦検診の費用負担をしてもらえなくなる場合が多いことです。

一般的に、妊婦検診の受診費用を負担してもらうには、母子手帳を交付された時に一緒にもらう、別冊のチケットを使います。このチケットは再発行してもらえない場合が殆どです。この心配を防ぐためには母子手帳は外出時にも常時携帯していても、このチケットは家で保管をしておき、妊婦検診の時に必要な分だけ持参するといいでしょう。

参考資料:厚生労働省公式サイトより

 参考①:「母子健康手帳について」

 参考②:「母子健康手帳の交付・活用の手引き」

私の子供の母子手帳をご紹介♪

母子手帳見本ここで私が交付してもらった母子手帳の内容について簡単に紹介したいと思います。

発行される母子手帳は自治体によって違いますが、内容は殆どどれも同じです。私がもらった2人の子供の母子手帳も同じ市でもらいましたが、写真を見てお分かりの通り見た目は変わりましたが、中身は殆ど同じでした。

【母子手帳の内容(目次順)】

チェック記録ページ

  • 保護者の家族関係などの記入と出生届出済証明書
  • 妊婦の健康状態について
  • 妊婦の職業と環境について
  • 妊娠中の経過の記録
     (診察月日・妊娠週数・子宮底長・腹囲・血圧・浮腫・尿蛋白・尿糖・体重など)
  • 出産の状態の記録
  • 出産後の母体の経過の記録
  • 妊娠中と産後の体重変化の記録
  • 妊娠中と産後の歯の状態の記録
  • 両親学級の受講記録
  • 赤ちゃんの成長記録・健康診査記録(生後1週間から7歳まで)
  • 予防接種の記録
  • かかった病気の記録

チェック情報ページ

  • 妊娠中の暮らし方
  • 妊娠中と産後の食事
  • 赤ちゃんの育て方(生後~6歳まで)
  • 母乳・ミルク・離乳食について
  • 幼児期の食生活
  • 歯の健康と歯の磨き方
  • 子どもを事故から守るために
  • 予防接種について
  • 子育てサポート
  • 共働きの子育てについて
  • 子育てに関わる一時金や手当・給付について
  • 働く女性・男性の為の出産、育児に関する制度について
  • 子育てに関わる一時金や手当・給付について

母子手帳は8㎝×15㎝ほどの小さなサイズですが100ページ近くのページ数があり、とての内容の濃い中身となっています。
なくさないように、汚さないように、大事に保管しましょう。

母子手帳カバーが便利でオススメ♪

母子手帳カバー

私の母子手帳は見ての通り、だいぶやつれて古ぼけてしまいました…。
母子手帳カバーの一つでも買って丁寧に使えば良かったと後悔しています。
今ではとても可愛くて機能的な母子手帳カバーが沢山売られているのでオススメです。



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